松尾芭蕉・行程略記号
	武蔵・陸奥
	みちのく・出羽
	越後・越前・美濃

一　廿八日　発足ノ筈定ル。　矢内彦三郎来テ延引ス。　昼過ヨリ彼宅ヘ行テ及暮。
　　　　　　　十念寺・諏訪明神ヘ参詣。朝之内、曇。

可伸庵跡から2.5㌔、そこから標識にしたがい畦道のようなところを100㍍弱入っていって行くと芹沢の滝跡がある。
この滝跡を訪れたときが梅雨のさなか、前日が雨だったこともあって、足元が一寸ぬかるんでいたが辿りつくことができた。滝跡と云うように今は水が流れ落ちてはいないが、木々の陰の岩組にその当時の面影を見ることができる。
（記念碑の傍に市原多代女の句碑もある）

一　廿四日　主ノ田植。　昼過ヨリ可伸庵ニテ会有。　会席、そば切。祐碩賞之。　雷雨、暮方止。

一　廿五日　主物忌、別火。

　　廿六日　小雨ス。

一　廿七日　曇。　三つ物ども。　芹沢ノ滝ヘ行

神炊館神社（おたきやじんじゃ）の参道に「奥の細道碑」としてこの碑が建立されています。
碑には曾良の真筆の日記の箇所が刻字してありす。

①	②	③	④	⑤	⑥	⑦	⑧
⑨	⑩	⑪	⑫	⑬	⑭	⑮	⑯